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  ベトコムバンク[VCB]のギエム・スアン・タイン頭取は、5日にハノイ市で開催された
「ベトナム・日本経済サミット」（VJES 2013）で今後も日本の政府開発援助(ODA)資金の
取扱いに注力していく方針を明らかにした。10日付銀行紙(電子版)が報じた。

  タイン頭取は、日本政府がこれまでベトナムに対して支援したODA案件153件のうち、
VCBが資金の取扱いを担当したのは147件、合計2兆円だったことを明らかにし、
今後とも日本国際協力機構(JICA)並びにベトナム財政省の信頼を得て、
日本のODA資金で展開される案件向けの資金取扱いを行っていきたい意向を表明した。

  なお、日本の戦略的パートナーであるみずほ銀行が株式15％を出資する同行は、
既に日本の商業銀行80行と銀行代理契約を締結し、事業拡張戦略の一環として
日本市場開拓を目指している。

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このコーナーでは、前週のベトナム株情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 CII：2012年現金配当の基準日は6月5日
[2013/09/10 10:56 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130909050504.html
 
   ホーチミン市インフラ投資[CII]は以下の通り現金配当を支払うと発表した。

＜2012年配当＞

・権利落ち日：2013年9月18日
・基準日：2013年9月20日

・配当金：400ドン/株(額面比4％)
・支払日：2013年10月30日
・実施場所：証券を預けている株主の場合　証券を保管している証券会社   

2 位 ホーチミン市インフラ投資、ホーチミン市2区で第2サイゴン橋の連結式を開催
[2013/09/12 17:36 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130912044758.html

   ホーチミン市インフラ投資[CII]は12日、ホーチミン市の2区とビンタイン区を結ぶ第2サイゴン橋の
連結式を開催した。12日付ザンチーが報じた。

  第2サイゴン橋の投資総額は約1兆5000億ドン(約70億円)、BT(建設・譲渡)方式で建設されている。
全長1450メートル(うち連結道路467メートル)、幅23.5メートル(6車線)で、11月初旬に開通する予定。

  この橋は現在のサイゴン橋と並行して建設されており、完成すれば同橋周辺の交通渋滞軽減に
貢献すると期待されている。


3 位 ベトナム投資開発銀行、年内にもホーチミン証取へ上場か
[2013/09/13 12:54 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/130913123038.html

  ベトナム投資開発銀行(BIDV)は、ホーチミン証券取引所(HSX)への上場申請に向け、株主名簿を発表した。
権利付き最終日は18日となっている。13日付ベトストックが報じた。

  上場日や上場初日取引基準株価などについては明らかにされていない。HSXにより上場書類を
承認されれば、認可から3か月以内に上場することになる。

  BIDVの流通株式数は28億株に達しており、このうち政府保有率が95％となっている。
政府保有株式も含めた全株式が上場されれば、BIDV株はペトロベトナムガス[GAS]、ベトコムバンク[VCB]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、ビングループ[VIC]と肩を並べる規模となり、VNインデックスに最も
大きく影響する銘柄の一つとなる見通しだ。

  BIDVは8月に23兆ドン(約1070億円)から28兆ドン(約1300億円)への増資を完了し、償還期間10年の
社債発行も行った。これにより、自己資本比率(CAR)は9.42％から10.1～10.5％に改善した計算になる。

  BIDVは昨年10月、HSXにより上場申請書類を承認されたものの、株式市場の低迷を
受けてこれまで上場計画を延期していた。

(2013年09月17日 発行ベトナム株通信 第2059号)
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■■■インスタントコーヒー市場■■■

   マサンインベストメントグループ[MSN]傘下のビナカフェ・ビエンホア[VCF]は
新しいインスタントコーヒーブランド「フィンウオンリエン(Phinn uong lien)」を発売した。

  発売当初から70チャンネルにも上る国内テレビチャンネルでCMを流すと共に、
スーパーマーケットだけでなく、伝統的な市場や個人経営の商店などにも商品を出荷するという
極めて強力な販促・宣伝活動が市場関係者の注目を集めている。

  これに先だち、チュングエングループはインスタントコーヒーブランド「G7 X2」を発売した。
ネスレもインスタントコーヒーブランド「カフェベト(Cafe Viet)」の広告に注力している。
チュングエングループは更に500mlボトル入りのコーヒー飲料も発表し、
これは恐らく国内初のボトルコーヒー飲料だろう。

  ベトナムは濃いコーヒーに親しんでおり、独特なコーヒー文化のある国と評価されているためか、
これらブランドはいずれも広告などで「濃い味」というポイントを強調している。

  なお、大手調査会社のニールセンベトナムによると、国内でインスタントコーヒーを生産する会社は約20社を数える。
ビッグCやメトロなど大手スーパーマーケットもプライベートブランド(PB)のインスタントコーヒーブランドを保有している。

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毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「におい匂い臭い・・」です。
 

ある日、食卓につきましたら、「うっ臭い・・・」
原因はこちら
↓↓↓

Mam Tom：マム・トム(エビの内臓を発酵させたもの)
マム・トムの入ったお椀が真ん中に鎮座しておられました。

私がいるのに気が付いて、
「あらっ」とすかさず蓋をして離れたところへ置いてくれる女主人。
気が利きます。

一見、イカの塩辛をエビに替え、さらに臭みを進化させた感じなのですが
臭いがとにかく強烈でやっぱりNG。
※逆に塩辛はベトナム南部人には全く受け入れられませんでした。
(北部のひとは味覚が又違うので好むかも知れません)

もうひとつ多くの外国人が思わず鼻を摘みたくなる食べ物は、ドリアン。
自宅でも誰かがドリアンを目の前で食べている時はそっと席を離れるか
食事の最中であればさりげなく退去を促します・・。

どちらともベトナム人は「うう~ん、いい匂い！」とうっとりしてますけどね。
いつか、「いい匂い！」とまではいかなくても、何とも感じなくなる日が来るんでしょうか・・。

（photo by ongbatman）

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株情報」をよろしくお願いいたします。

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